「この画像はAI?」そんなときは見た目より“情報の履歴”を確認してみよう
AI画像かどうかを見た目だけで判断するのは難しい時代です。画像そのものではなく、「どこから来た画像なのか」という情報の履歴を確認する考え方を紹介します。
- SNSで画像をよく見る人
- AI画像かどうか気になる人
- 情報を正しく見極めたい人
確認レベル 2
情報源を確認
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。
AI画像を見破ることより、「どこから来た情報なのか」を確認する習慣が重要です。
Step 1
身近な事例を知る
SNSで「本物の写真」として拡散されている画像を見つけた
SNSで災害や事件を伝える写真が拡散されています。コメント欄では「AI画像だ」「本物だ」と意見が分かれていますが、見た目だけでは判断できません。
Step 2
あなたならどうする?
まず一つ以上選んでから確認してみてください。
推奨される行動- 画像の出どころや情報源を確認する
選んだカードの表示を見ながら、今回はどの行動が安心につながるか確認できます。
AI画像かどうかを見抜こうとするより、「誰が公開した画像なのか」「公式発表と一致するか」を確認する方が現実的で信頼性の高い方法です。
Step 3
確認ポイント
投稿元は信頼できるか
行政、報道機関、本人など、情報源を確認します。
公式発表と一致しているか
災害や事件なら自治体や報道機関の情報と照らし合わせます。
画像の履歴を確認できるか
対応サービスではContent Credentialsなどの情報を確認できる場合があります。
画像だけで結論を出していないか
画像だけでなく、本文や日時、場所なども合わせて確認します。
Step 4
現時点での見立て
確度は高め画像より情報源を見る
見た目だけでAIか本物かを断定せず、信頼できる情報源や画像の来歴を確認してから判断しましょう。
Step 5
安全な対処方法
安心につながる行動
- 公式発表を確認する災害や事件では一次情報が最も信頼できます。
- 画像検索を試す過去の画像が別の出来事として再利用されていないか確認できます。
- Content Credentialsが確認できる場合は参考にする対応する画像では生成・編集履歴の参考になります。ただし万能ではありません。
- 判断できない場合は共有を急がない誤情報の拡散を防げます。
避けたい行動
- 指の本数だけでAI画像と決めつける最近の生成AIでは以前より自然な画像が増えています。
- 履歴がないから本物だと思い込む履歴情報はSNSやスクリーンショットで失われることがあります。
- 話題だからと確認せず共有する誤情報の拡散につながる可能性があります。
Step 6
AIの前向きな活用
AIは画像を疑うためだけでなく確認作業にも役立つ
生成AIは画像の内容整理や確認項目の洗い出し、複数情報の比較など、情報を落ち着いて確認する補助として活用できます。
- 画像について確認すべきポイントをAIに整理してもらう
- 公式発表との違いをまとめてもらう
- 複数の記事の共通点を要約してもらう
今回、覚えておきたいこと
画像を見るより、情報の履歴を見る。
情報源
- Advancing content provenance for a safer, more transparent AI ecosystem(外部リンク) OpenAI 公式発表
- C2PA and SynthID in OpenAI-generated images(外部リンク) OpenAI Help Center 公式発表
- It’s make or break time for AI labeling systems(外部リンク) The Verge 報道機関
誠主任からひとこと